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インパクトドライバーの選び方

今回はインパクトドライバーの選び方について書いてみたいと思います。
えっ?何でそんなこと書くのって??
それは本文にて(笑)
では、いってみましょう!

■なぜ、インパクトドライバーの選び方をとりあげたのか?

なんで、インパクトドライバーのコラムをやるのでしょう?

それは『インパクトドライバー 選び方』で検索して
徹底レビュー.comにいらっしゃる人が多いからです(笑)

そういう人達は、
「初めてインパクトドライバーを買うんだけどどうしたらいいのだろう?」
「ホームセンターでも、試すことはできないからなにを買ったらいいのか分からない」
という人も多いはず。

というわけで、今回はインパクトドライバーについてお話します。


■What's インパクトドライバー?

インパクトドライバー簡単にいうと、電動ねじ回しです(笑)
すんごく端折りましたが、そんな感じです。
SX5000SX5500のレビューページを見ていただければ想像がつくと思います。
ま、インパクトドライバーの選び方を気にしている人は知っているはずですが(笑)

■インパクトドライバーとドリルドライバーの違い


「『電動ねじ回し』だったら、電気ドリルやドリルドライバーもそうじゃないか!違いを説明してくれよ!」
という人もいるのかもしれませんね。

じゃちょっとだけ説明させていただきますね?

インパクトドライバーとドリルドライバーの違いは、『トルク(力)』の違いです。

ドリルドライバーは、モーターの力をそのまま回転力にしています。
一方インパクトドライバーは、モーターの力をハンマーの打撃力にして、
打撃力で回転力を得ているんです。

その力の差が決定的になっているというわけです。
(SX3000は21N・m、SX5000は120N・m)

まぁ、だからといって、
ドリルドライバーが使えないってわけではなく、
デリケートな材料や用途にはドリルドライバーの方が向いているわけですけどね。



■インパクトドライバーの選び方

インパクトドライバー選びで一番重要なのは、電池の電圧と電池の質。
つまり、インパクトドライバー選びをするって事は、電池選びをするのと一緒。

まず、電池の電圧は、そのままトルクに影響します。
インパクトドライバーの電池の電圧の主流は、9.6V・12V・14.4Vとあります。
よっぽど長いビスを使ったり、固い材料相手のようなトルクの要る作業でない限りは、
12Vのインパクトドライバーを買って様子をみてもいいんじゃないでしょうか。

あと、電池の質はそのまま本体価格に現れます。
インパクトドライバーの主流電池は、リチウムイオン・ニッケル水素・ニカド電池とありますが、
価格も電池の寿命も容量もリチウムイオンが高く、
ニカド電池は廉価で寿命も短く、容量も稼げません。

BLACK&DICKERが採用しているニカド電池の寿命は、現場使用の場合は1年半でした。

でも逆にいえば、ライトなDIYの場合や初めてのインパクトドライバーは、
この程度がいいのかもしれません。

あと、トルクの要る作業を長時間する人は、充電器にも気をつけてください。
ファン付きでないと電池が熱を持って充電できなくなるので。

■プロの人にはこんな落とし穴が。


建築などの現場で使うときは、敢えて安いインパクトドライバーをオススメしたいです。

なぜなら、たまにインパクトドライバーの盗難が発生するからです。
インパクトドライバーは、一般的に持ち運びしやすく便利で何でも使えて、
比較的高価(プロ用は、3〜4万円台)だからです。

だから、僕なんかはあえてBLACK&DICKERのSX5500を使っています。
(ちなみにケースはマキタの4万のやつですが(笑))

もちろん、ご自分で管理できるのなら高級志向も悪くありませんが。

■そのほかは?

もちろん、その他にもインパクトドライバーを選ぶ要素はあります。
ライトがついていたり、コンパクトだったり、軽かったり。

でも、最初のインパクトドライバーの選び方がわからないのならば、
廉価なBLACK&DICKERがオススメです。

普通の価格帯のインパクトドライバーの半分以下なので、
勉強代としてはお得ですよ(笑)

■まとめ

とにかくインパクトドライバーの命は、電池だと僕は思います。
でも、ご自分の用途次第によっては、無理に高いものに手を出す必要はないと
僕はアドバイスさせていただきます。



(2006/09/08)


■リンク

SX5000レビュー
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SX5000を購入検討する。
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「ドリルドライバ」と「インパクトドライバ」の違いについて